11月8日はいい歯の日
11月8日は「いい歯の日」🪥
人と同じように、わんちゃん🐶・ねこちゃん🐱にとっても歯の健康はとても大切です。
実は 2才以上の犬の約80%、猫の約70%が何らかの歯周疾患を抱えていると報告されています(WSAVA 2020より)。
特に小型犬ではその割合がさらに高く、決して珍しい病気ではありません。
歯周病ってどんな病気?
歯周病は、歯の表面に付着した【歯垢(プラーク)】に含まれる細菌が、
歯ぐきに炎症を起こすことから始まります。
放置すると歯を支える骨が溶け、痛みや出血、歯のぐらつき、食欲低下などがみられるようになります。
初期段階では口臭や歯ぐきの赤みだけのことも多く、
見た目では気づきにくい“静かな病気”といわれています。
歯垢と歯石の違い
-
歯垢(プラーク)は、食べかすや細菌のかたまりで、白っぽくやわらかい汚れです。
👉 毎日のハミガキで落とすことが可能です
-
歯石は、歯垢が唾液中のカルシウムなどと結びついて固まったもの。
👉 一度歯石になると、ハミガキでは落とせません。
歯石は表面がザラザラしており、そこにさらに新しい歯垢がつきやすくなるため、
悪循環的に歯周病が進行していきます。
そのため、歯石になってしまった場合は、
全身麻酔下でのスケーリング(歯石除去)が必要になります。
安全にきれいに除去するためには、定期的な歯科検診が欠かせません。
お口の病気は全身の健康にも影響します
歯周病はお口の中だけの問題ではありません。
歯周病菌が血流に乗って全身を巡ることで、以下のような病気との関連が指摘されています。
-
🐶 犬:心臓病(特に僧帽弁閉鎖不全症)を悪化させるリスク
-
🐱 猫:腎臓病やその他の内臓疾患の発症リスク
つまり、「お口の健康=全身の健康」です。
お口のケアを行うことが、長生きや生活の質の向上にもつながります✨
早期発見・早期治療が大切です
年1~2回の歯科検診をおすすめしています🩺
歯科検診とは?
歯石の付着度合いをみたり、オーラストリップを使用して歯周病チェックを行います。
スケーリング(歯石除去)で歯垢や歯石を取り除くことで、
歯周病の進行を防ぎ、痛みや不快感を早期に改善することができます。
当院では、歯の状態や口臭、歯ぐきの炎症の有無などをチェックし、
必要に応じて治療やおうちでのケア方法をご提案しています。
おうちでできるデンタルケア
歯周病の予防には、毎日のホームケアも大切です。
-
歯ブラシでのブラッシング(慣れるまで少しずつ練習)
-
デンタルガムやデンタルジェルの併用
-
サプリメントや飲み水に混ぜるタイプのケア用品
無理なく続けられる方法を一緒に見つけていきましょう。
苦手な子には、お口の状態に合わせたケア製品もご提案します🌸
まとめ
歯周病は「シニアだけの病気」ではなく、2才頃から始まることもある病気です。
歯垢が歯石になる前に、日常的なケアと定期的な検診で予防しましょう🦷✨
「いい歯の日」をきっかけに、ぜひ愛犬・愛猫のお口の健康を見直してみてください。
当院では、歯科検診やスケーリング、自宅でのデンタルケア相談も承っています。
お気軽にスタッフまでお声がけください🐾





